近年デジタル化が進み、写真をプリントし飾る機会はぐんと減りつつあります。しかし災害の際、データ画像は一度水没すると復旧ができないものが多いことが分かりました。それに対しプリントした写真は、泥や水に負けず思い出を残すことができる。これは改めて、写真をプリントし飾る大切さを感じる出来事でした。そんな時に出会ったのが、「SOUGAMA」さん。一つ一つ想いを込めて、練り上げ製法で作品を創っている姿は、私自身の原点「一枚一枚全力で想いを込める」と同じでした。焼き物の町、有田は熊本の天草の土を使用することもあり、「ご縁」を感じコラボ商品を生み出すことになりました。写真を日常の生活で気軽に飾ってほしい、陶磁器を身近に使ってほしい、そんな思いから完成した「フォトスタンド」。九州から新しいトレンドを発信し続け、写真や伝統をもっと身近に感じていただけるよう努めていきたいと思います。